現象の記述(FXの場面)
数回うまくいったあと、
「このやり方はいける」「相場が見えてきた」と感じることがある。
その一方で、うまくいかなかったトレードは、
環境や運の要素として処理されることもある。
判断スピードが上がり、
根拠を確認する前にエントリーしてしまう場面も出てくる。
起きていること(断定しない)
結果の良し悪しと、
判断の正確さが、
同一視されているように見える状態がある。
自分の判断能力が、
実際よりも高く評価されている可能性も考えられる。
名前が付いているもの
このような現象には、以下のような呼び名が付いている。
-
過信バイアス
自分の判断や予測精度を、
実際よりも高く見積もってしまう状態。 -
自己奉仕バイアス
成功は自分の能力、
失敗は外部要因として捉えやすい状態。 -
ダニング=クルーガー効果
理解や経験が浅い段階ほど、
自分の理解度を高く評価してしまう傾向。 -
コントロール幻想
相場の動きや結果を、
自分が操作できているように感じる状態。
これらは別々の評価に見えて、
「自分は分かっている」という感覚としてまとめて現れることが多い。
他の認知と重なりうる点
- 確証バイアス
- コミットメントのエスカレーション
- コントロール幻想(行動側)
未解決のまま
どの時点で過信になっていたのかは、
その場では判断できないことが多い。
結果が出てから初めて、
評価の基準が揺れていたことに気づく場合もある。
自己評価が判断に影響していた可能性として、
名前だけをここに残しておく。
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